とらや様と聖霊女子短期大学で講演しました
2025年7月3日に株式会社虎屋様と弊社の講演が聖霊女子短期大学にて行われました。とらや様の和菓子に使用されている白小豆を弊社契約農家が栽培している経緯と、聖霊女子短期大学で以前から食品の安定供給や食品開発についての講演を弊社が行っている縁により聖霊女子短期大学の学生に向けて2社合同の講演の機会をいただきました。
講演のテーマは「無くてはならない存在に~利他の精神~」です。物価高、人材不足、社会背景の変化により企業も人材も互いに選択できる時代になりました。とらや様のような5世紀もの時代を超えてきた会社であっても残すべき伝統と、時代と調和した新しい商品づくりにチャレンジをしています。『地域に貢献する会社を目指し惜しまぬ努力をする』との決意から本テーマに決まりました。

講話内容は主にDXやSDGsなど時代の移り変わりにより必要となってきた社会と働く人にとってより良い会社を目指す取り組みについてです。学生はSDGsの取り組みとして行っているバナナの皮を自然に返し肥料へ転換することや、弊社の経営理念に興味を持ちながら聴講しておりました。
とらや様には羊羹製(練り切り)の実演をしていただきました。

一見簡単そうに見える指さばきは長年の経験によってできる職人技でした。普段見ることのできない技を間近で見ることができ、貴重な体験になりました。

また、お菓子に込められた思いなども教えていただきました。学生は手作りで作られる和菓子に様々な思いが込められて作られていることに感銘を受けていました。今回の講話を通して和菓子に興味を持った学生も多くおり、和菓子がもっと身近なものであってほしいと思いました。